フィナーレ曲メモ。
1)ス・ワンダフル
2)ジュリーがオーデションで歌った曲
3)スワニー
4)アイ・ガット・リズム
5)サマータイム
6)アイ・ガット・リズム〜ス・ワンダフル
とにかく、ショーがすっごく良かったです。お芝居も思ってたよりずっとしっかり作られていて、舞台装置も音響も演出もすごく手間暇かけて工夫されている印象がありました。ただ、あんまり「ちゃんとした芝居」だったので、私はかえって足りないところが気になってしまいました。主に脚本ですけどね。
ショーというかフィナーレは完璧。お芝居の余韻もあり、なおかつ「いかにもOSKらしい」カッコいいダンスが満載。
ただ、お芝居とショーで、音楽のクオリティというかセンスがぜんぜん違うのが不思議なんですよね。とても同一人物とは思えないのだけど、今回はプログラムとかまったくなかったので、スタッフが確認できない。もしかしたら意図的にテイストを変えたのかもしれないし、ショーはありものを使ったのかもしれないけど。でも、ありものだったらお芝居のほうでも使っていいですしねぇ。
どこがどう違うのかって説明しにくくてもどかしいけど、お芝居の前半は良くも悪くも特に気にならなかったんです。「まぁ、こういう音楽はこんなもんだよね」くらいで。だけど後半でだんだん「なんでこんな音なんだろう???」とひっかかり出して(ガーシュインの頭痛のときの音とか、ジュリーに楽譜を渡したときの「ス・ワンダフル」のイントロとか、ムード歌謡みたいな「サマータイム」のイントロとか)、ラストシーンでガーシュインが歌う「ス・ワンダフル」が決定的に「これはないでしょう!」って感じだったんですね。あの場面で「明るく華やかでキラキラと爽やかな音楽」とか「オーケストラの音を使ったよくある歌劇調じゃない音楽」という演出上の意図はすごく良かったんですけど、なんかチャッチかったですもん。すごく「安っぽいシンセサイザーの音」みたいで。
だからお芝居では「ガーシュインの曲」ってそんなに良いとは思えなくて、台詞でガーシュインがどんなに「天才だ!」って言われてても「私はコール・ポーターやグレン・ミラーのが好きだなぁ」と思ってしまっていて、それもお芝居にはまれなかった理由かもしれないです。
ところが、本編が終わって、フィナーレの「ス・ワンダフル」のイントロが聞こえてきたとたんに「うわ!キター!」みたいな。フィナーレの曲はどれも本編で使われてたものなので、「同じ曲なのになんでこんなに印象が違うのー!」というのがホントにびっくりでした。これ、ダンスのあるなしは関係ないですよ? たとえば本編の「サマータイム」とフィナーレで桜花さんが歌う「サマータイム」のイントロ部分だけだって大違いですもん。
男性ボーカルの古いレコードみたいな「スワニー」も、ピアノがメインの「アイ・ガット・リズム」も可愛くて洒落てて良かったです。ホント全部好き。たぶん構成も良かったと思うのですよ。ロマンティック系のデュエットダンスを2曲目に持ってきて、あとはスピード感のあるポップな雰囲気で畳み掛けてる。5曲目の桜花ちゃんの「サマータイム」はイントロと歌い出しはぐっとテンポ落として渋く渋く、でも、そこはあんまり長くなくて、一瞬でパーッとまたアップテンポになるのが、ホンットに「よく分かってらっしゃる!」って感じ。そのあたりは音楽というより演出の上手さなんでしょうけど、これくらい演出意図と音楽がピシッと調和してると本当に気持ち良い。
最後の6曲目は「アイ・ガット・リズム」を若木さんが歌って、出演者が順番に出てきて一礼するいわゆるパレードの流れなんですが、桜花さん以外が舞台に揃ったところで、ちょっとだけ照明が翳ってドラムがドンドンくるところがもー好きで好きで。2005年の武生の「シング・シング・シング」のドラムの溜めのところにちょっと似てて、これはまぁ、ただの個人的なツボという話もありますけどね。
音楽だけじゃなくてダンスも素晴らしかったなぁ。そりゃOSKでダンスが良いのなんて当たり前ですけども、今回なんて、あんな狭い舞台にあの人数で、あんなハードな振り付けで、なんであんなにパワフルにノビノビ踊れるんでしょうか、あの人たちは。というか、これは振付家も凄いんだろうなぁ。じゃあ「世界館は狭いからあんまりダンスがなくてもしょうがない」と思ってた公演は何だったんだ?みたいな(笑)。
なんか出演者のことが一言もなくていいのか?って感じですけど、まぁ、いっか。何はともあれ芝居とショーをひっくるめて、ホントに充実した良い公演でした。眼福眼福。
そうですか。お芝居とは別の人でしたか。
すっきりしました。どうもありがとうございます!
「同様のこと」と言えばそうなんですけども
雪乃さんのほうがずっと的確な意見だったので
ちょっと恥ずかしいですね(笑)
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