OSKと宝塚
前半の30分くらいは大貴さんおひとりで、OSKの成り立ちから近鉄時代を経て解散にいたるまでの流れと、大貴さんがOSKに入ったきっかけなどをお話されていました。私自身の個人的な感想は別にすると、ここでの内容はOSKファンにとっては目新しいものではなかったと思います。
そして後半の30分ほどは、司会の女性の方が大貴さんにインタビューする形で、大阪という街について、あるいは大阪の企業人について、解散からNewOSKでの活動を通してどんなふうに思っているかという話になりました。そのなかのごく一部ですが、OSKファンとして特に印象に残ったのが、「宝塚」についての発言でした。
話の流れは省略しますが、司会の方が「OSKをまったく知らない人に説明するときに、内心ではOSKに対して失礼だと思いながらも、つい『宝塚みたいな……』という言い方をしてしまう」というようなことをおっしゃったときに、大貴さんはごく普通に「それでいいんじゃないでしょうか」みたいに答えてらしたのです。
メモも取ってなかったので、正確な発言ではありませんけども、「宝塚のほうが規模も大きいし有名なのは事実なんだから、それを否定してもしょうがないし、かと言ってOSKを卑下する必要はない」「宝塚に良いと思うところがあればどんどん取り入れればいい思う」「宝塚はライバルだと思うし、ライバルは必要なもの。ライバルに負けたくないと思って頑張ることで成長できる」というようなことでした。
前半のお話の中では「支援をお願いして冷たく断られることもあったけど、自分のなかの『OSKは本当に魅力のある劇団だし、これからもっと面白くなる。だから存続させなきゃいけない』という思いは少しもブレがなかった」というような言葉がありました。今更といえば今更ですけれど、大貴さんという人は本当にOSKのことが好きで、OSKの魅力に揺らぎない自信を持っている人なのだと、あらためて感じされられました。
私自身も司会者の方と同じく、OSKを説明するときに宝塚を引き合いに出してしまうことをいつも後ろめたく思っていたのですが、今回の大貴さんの言葉を聞いてものすごくすっきりしました。「その一言で手っ取り早く分かってもらえるならいいじゃない!」「説明のとっぱなが『宝塚みたいな劇団』でも、その上で自分がOSKの何をどう面白いと思っているかについて語ればOSKならではの良さが伝わるはず!」と思ったのでした。ちょっと大げさですけども、私としてはこのくだりを聞けただけでも参加した価値がありました。
OSKクリスマスパーティー
●オープニング


●歓談タイム




●第一期・チェリーガールズ


●2008年公演ハイライト 前半
1月「エトワール」

4月 「春のおどり」





5月「2つの星の物語」

7月 南座公演



●プレゼント抽選会








●歓談タイム




●2008年公演ハイライト 後半
11月「ショータイム」

12月「ダンディ」

12月「スターダストレビュー」

12月 いかるが公演

●エンディング
全員で南座公演のゴスペル

退団される京極さんのご挨拶と、劇団員さんから花束のプレゼント

ラストソング「桜咲く国」


↓この3枚は出待ちのときに撮らせていただきました。



世界館リバイバル公演「スターダストレビュー」
個人的にちょっと意外だったのは、「スターダスト」のほうが人数が多いのに、「群舞を見た!」という気になったのは「ダンディ」のほうだったこと。「スターダスト」はどちらかというと、出演者それぞれの個性を楽しんでいました。公演予定を知ったときには「3週じゃなくて、3ヶ月連続くらいにしてほしかった」と思ったのですが、今思うと「ダンディ」と連続で見比べることができたのは面白かったです。
世界館リバイバル公演「ダンディ」
初演の少し前にファンの集いがあって、そこで貴城さんが「今度の『ダンディ』で初めて自分が芯になる場面をいただく」というのを、すごく緊張されたようにおっしゃってたのが印象的で、その時は、これまではチャンスがなかっただけで、貴城さんならできるに決まってるじゃないですか!と思ったのですが、それは客席から見ているだけだから言えることであって、実際は私なんかが想像するよりもっとずっと大変なことだったんだというのが、今にしてわかった気がします。そしてそれはたぶん主演という立場に立つ桐生さんについても言えることだったんでしょう。いつのまにか、すっかり桐生さんや貴城さんが公演の中心になるのは当たり前の感覚でいますが、今回の公演を見て、桂稀さんや蒼音さんも含めて、それぞれがいかにこの3年間で成長してきたかよく分かりました。
今回の「ダンディ」は、真麻さん以下の初出演メンバーがすごく頑張っていて、そのおかげでダンスでも歌でも以前の公演よりずっと厚みがあったと感じたのですが、それも初演から出ている――そして当時よりも格段に成長している4人がしっかり全体を引っ張っていたからこそなんですよね。その4人にとっては以前より立場が上になり、責任が重くなっている分、以前とはまた別の苦労がそれぞれあったんじゃないかと思います。私は公演の途中にはさまれるトークコーナーが苦手で、いつもやめてほしいと思ってるんですけれど、今回に限っては下級生が初々しくて可愛かったことと、上4人のそれぞれの言葉のはしばしから「上級生なりの苦労」みたいなものが感じられて、聞き入ってしまいました。公演そのものがすごく良かったので、出演者がどういう気持ちでいるのかを聞くことができて嬉しかったのです。と言っても、ここで具体的な発言を書けるほどちゃんと覚えていなくて申し訳ないです。ただ、桐生さんが「正直、お稽古中は楽しいばかりじゃなく、辛いことや悲しいこともあったけれど、その中で作り上げてきたメンバー同士の絆をこれからも大切にしていきたい」というようなことをおっしゃっていて、なんだかすごく「いいことを言ってくれるなぁ」と思いました。
そして千秋楽の客席にいらしていた、初演メンバーの洸弥さんと爽加さん。桐生さんがトークコーナーでお二人にマイクを向けたのは、本来なら内輪受けすぎるので良くないのでしょうけども、それだけこの作品を「初演メンバーで作り上げた」という思い入れが強かったんだと思います。で、今回の公演を見て、以前の公演のメンバーが、当時どれほどいっぱいいっぱいだったかということにも気がついたので、客席から出演者とOGのやりとりを見ていて素直に単純に暖かい気持ちになることができました。
爽加さんはマイクを持たれたときに、客席に顔を向けて挨拶してらしたので、もしかしたら映ってるでしょうか。爽加さんのお話もすごくじんわりしたんですが、言葉がちゃんと思い出せません。とにかく「これからもOSKのために頑張ってほしい」とかだったかな。それを受けて桐生さんが「今、爽加が言った言葉は、お客様皆さんの気持ちでもあると思います」と言って、客席から拍手が沸きあがったんですが、桐生さんは自分の言葉に「あれ?」「なんか余計なこと言っちゃった?」みたいな感じで首を傾げていて、そんな様子も微笑ましく感じました。そういえば2日目はカメラが入っていたので、普通に考えればDVDになるのは大楽ですよね。映像で見たらぜんぜん違うかもしれませんが、まぁ、そんな風に見えていた人もいるということで。
もちろんこうしたことは、初演を見ていない人や劇団や出演者に思い入れがなくて作品だけを見に来ている人には関係のない話ですが、私はOSKってそういう劇団・公演・出演者の歴史も込みで楽しむものだと思っているので、今回は好ましく感じていました。いや、トークはなけりゃないほうが良いとやっぱり思いますけどね。でも、私自身がファンになりたてのときのことを考えると、ああいう段取りを超えて出演者の思い入れが溢れた(溢れすぎちゃった)場面って、意味がまったく分からない人にでも、気持ちは伝わると思うんですよ。でもって、分からないけどなんか気になるって人はネットとかで、あちこち他のファンの感想とか読みまくってるうちに、どんどんはまっていってしまうという法則がありますしね(笑)。
なんかぜんぜん公演の具体的な感想じゃないんですけども、「とにかく楽しかったー!ダンディメンバー最高ー!」という気持ちで、いまだにうきうきしてるので思いつくことだけでも、と思って書いてみました。
武生公演2008 【3】
11月1日 武生公演ファン感謝の集い
なんというか、もう、放置しすぎにもほどがあるだろって感じで、言い訳のしようのないんですが、武生で久しぶりに劇団員さんのお写真を撮れたのが嬉しかったので更新してみました。
本格的な平安衣裳で登場した高世さんと牧名さん。地元の民族資料館からお借りしたお衣裳とのことでした。まったく予想外のサプライズでオープニングからすっかり盛り上がりました。

大阪から応援に駆けつけてくれた桜花さん、朝香さん、平松さん。この日の3回目も3人で公演をご覧になっていました。偶然私の席の斜め前に座ってらしたので、幕間トークのときにはついそちらに目がいってしまったのですが、ちゃんとポニョも踊ってました。
折原さんと和紗さんの司会による、初めて武生公演に参加した84期生お披露目コーナー。ひとことづつ自己紹介のあと、会場と一緒にミニパラソルを使った「桜咲く国」の講習がありました。パラソルを回す84期生はマイクを使わずに歌っていたのですが、よく揃ったとても綺麗な歌声が印象的でした。

劇団員さんが全員登場する「武生公演ダイジェストコーナー」。皆さん私服のままなのですが、桐生さんと貴城さんはポンタンとスータンの衣裳を羽織ってました。高世さんと折原さんのデュエットの周りで舞う娘役さんたちにに何食わぬ顔で混じってるのがすごく可笑しかったです。牧名さんと狸で「ぽんぽこの歌」もあって、しかも公演とは違う、洋風の振付になっていて、それも良かったです。

それから折原さんを中心にした「やんしき」の場面。

ショータイムの最後は全員で「カレードスコープ」。


そのまま引き続き、お客さん参加のクイズコーナー。
歓談タイムの真麻さん&楊さん。「私たち結婚しまーす!」だそうです。いやいやいや本当に言ってたんですよ。確か最初は洋舞のオープニングの最後で、2人が抱き合ってる場面を再現してたんですが、そういう間柄だったらしいです。
真麻さんと花澪さん。真麻さんカッコいい!
左から愛瀬さん、悠浦さん、篁さん。なんかいいですねー。この3人の並び。

和紗さん、瀬乃さん、柑奈さん。今回の公演って、この3人はすでに中堅レベルの役割を担ってるんですよね。前々からすごいすごいとは思ってましたけど、やっぱりすごい。
最後のほうでちょうどいいタイミングで近づけた妃那さん。なんとなくクールな美人さんというイメージがあったんですけど、思い切って話しかけてみたら、すごく自然な感じでにっこりしてくれて、めちゃめちゃ可愛かったですー。ちょうど上手いこと写真も綺麗に撮れてて嬉しい。
最後のご挨拶の高世さん。最初の乾杯の挨拶のときに関係者の方が「OSKはたけふ菊人形になくてはならない存在」と言ってらしたのですが、今以上にもっとレベルをあげて、良い公演をお見せできるようにがんばります、というようなお話をしてました(と、思います)。
劇団員さんのお見送りで会場をあとにしました。

今回は歓談タイムに何人かの劇団員さんに声をかけて、ちゃんとカメラ目線のお写真を撮らせてもらったんですが、なんか焦っちゃうのか、そういうときにかぎって手ぶれとかで失敗してるんですよねー。でもそれをきっかけに「○○の場面良かったです!」とか話かけると、「ありがとうございます」ってニコーって笑ってくれるのがすっごい嬉しかったり、「本当ですか?」と真剣な顔をするのがめちゃめちゃ可愛かったりで、別にこれと言って実のある会話というのはないんですが、とても楽しくて充実した時間を過ごすことができました。
で、4号はどうした?って話なんですが、ほんともう、ごめんなさいとしか言いようがないのですが、別に諦めたわけでもやる気がないわけでもないのです。もちろんOSKに対する気持ちが冷めているなんてこともありません。今のとこ、いつまでにというのが言えない状況なんですが、絶対になんとかします。「あくまでいちファンの勝手にやっている個人誌」とはいえ、何人もの方にご協力をいただいてるのは肝に命じていますので、もうしばらく大目に見ていただければありがたいです。

